【2月23日 AFP】台湾はストロー、コップ、レジ袋などの使い捨てプラスチック製品を2030年までに全面禁止する方針だと、複数の当局者が22日に語った。

 飲食店内で使用する使い捨てストローの提供はまず2019年に大手レストランチェーンなどの飲食店で禁止され、2020年に対象を全飲食店に拡大する。

 台湾行政院環境保護署(EPA)の工程表によると、使い捨てのストロー、レジ袋、食器、コップの利用について消費者の追加料金支払いを2025年に義務化し、その5年後に使い捨てプラスチック製品を全面禁止する。

 台湾はすでにスーパーマーケットやコンビニエンスストアを含む大型小売店が無料のレジ袋を配布することを禁止しているが、今年から飲み物などを販売する売店やパン屋などの小規模店舗にも同じ規制を導入する方針。(c)AFP