【2月21日 AFPBB News】 イベントの企画や機材、遊具、アトラクション、警備関係などイベント関連の製品やサービスがソフトからハードまで一堂に集まった「イベント総合EXPO」が21日、千葉県の幕張メッセ(Makuhari Messe)で開幕した。恐竜の模型や人力のみで動くロボット、着ぐるみのダンスショーなど目を引く製品やサービスが展示され、初日からにぎわいを見せた。

 5回目を迎える同見本市には、同時開催の見本市を合わせ国内外から630社が出展。忍者体験や戦国武将たちの甲冑(かっちゅう)の着付け、チャンバラ合戦ゲームなど観光客向けの企画や、テロ対策用の透明コーン、緊急時にストレッチャーに早変わりする看板など、東京五輪を見据えた警備製品も目立っていた。

 電気を使わず人の力で操作する高さ3メートル超の外骨格型ロボット「スケルトニクス(SKELETONICS)」の実演には多くの人だかりが。「よく『何に使うの』の聞かれるが、まず子どもの頃夢見たロボットを作りたかった」と同社の最高執行責任者の中西良成(Yoshinari Nakanishi)さん(46)。今後はエンターテインメントと研究開発に両軸を置いて展開していく方針だという。

 イベントは23日まで。(c)AFPBB News