【2月21日 AFP】オーストリアの首都ウィーンでは、100年以上の伝統を持つ舞踏会のシーズンが1~2月にピークを迎える。シーズン中に開催される舞踏会は約450。50万人以上の参加が見込まれる。

 舞踏会はビジネスの場でもあり、共に踊るパートナーを雇ったり、ワルツの短期集中コースを受講したり、宣伝用の景品が配られたりする。

 今季で3シーズン目の舞踏会参加となるレナート・ドレイベック(Renate Drabek)さんは、夜中まで踊り倒すつもりでいるという。タンゴ、ワルツ、ルンバ、それにブギーも踊る。彼女のパートナーは雇われた相手だ。レナートさんは夫の死後、シーズン中、1回約150ユーロ(約2万円)で何度かパートナーを雇っている。パートナーと踊ることで気持ちが安らぐという。映像は、9日撮影。(c)AFP