【2月21日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)は20日、決勝トーナメント1回戦第1戦が行われ、トーマス・ミュラー(Thomas Mueller)とロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)がともに2得点を決めたバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)が、10人のベシクタシュ(Besiktas)に5-0で大勝した。

 アリアンツ・アレーナ(Allianz Arena)で行われた一戦は前半16分、抜け出そうとしたポーランド代表FWのレワンドフスキを倒したドマゴイ・ビダ(Domagoj Vida)が一発退場となり、アウェーのベシクタシュに悪夢が襲った。

 1人少なくなった状況でも耐えたベシクタシュだったが、ハーフタイム直前にバイエルンの主将ミュラーにゴール前で押し込まれて先制されると、後半開始からは守備が決壊。キングスレイ・コマン(Kingsley Coman)に追加点を許し、ミュラーにはこの日2点目を決められた。

 さらにバイエルンは後半34分、DFマッツ・フンメルス(Mats Hummels)が放ったシュートのこぼれ球に反応したレワンドフスキがネットを揺らすと、試合終了5分前にはミュラーのアシストから再びレワンドフスキがダメ押しのチーム5点目を押し込んだ。

 これで公式戦14連勝としたバイエルンのミュラーは試合後、「良い結果を手にできたことが何よりも大きい。前半のうちにリードは広げられなかったけれど、レッドカードに助けられた」「あれが転機だった。神様に感謝しないと。後半からはより攻撃的にいけたし、数的有利を生かせた」と語った。(c)AFP