【2月20日 AFP】平昌冬季五輪は20日、フリースタイルスキーの女子ハーフパイプ決勝が行われ、カナダのキャシー・シャープ(Cassie Sharpe)が95.80点で金メダルに輝いた。

 優勝候補に挙げられていたシャープは、2本目に驚異の空中技を披露して勝利に結びついた高得点をたたき出すと、両手でウサギの耳のサインをしながら後ろ向きにフィニッシュ。最後のランでは転倒したものの、勝負はすでに決していた。

 フランスのマリー・マルティノ(Marie Martinod)が92.60点を記録し、4年前のソチ冬季五輪に続いて銀メダルを獲得。米国のブリタ・シガニー(Brita Sigourney)は91.60点で、同胞のアナリサ・ドリュー(Annalisa Drew)を抑えて銅メダルを手にした。

 ソチ五輪金メダリストのマディー・ボーマン(Maddie Bowman、米国)は、タイトル連覇を目指して臨んだ最後のランで激しく転倒。片方だけのスキー板で足を引きずりながらフィニッシュラインにたどり着き、涙を流していた。(c)AFP