【2月19日 AFP】男子テニス、ニューヨーク・オープン(New York Open 2018)は18日、シングルス決勝が行われ、大会第1シードのケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)が4-6、6-3、7-6(7-1)で第2シードのサム・クエリー(Sam Querrey、米国)を下し、キャリア通算4勝目を飾った。

 最終セットのタイブレークで見事なプレーを披露し、クエリーの母国での優勝を阻んだアンダーソンは、昨年9月に行われた全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)など決勝の舞台では過去11度も涙をのんでいただけに、勝利が決まると喜びを爆発させた。

 2時間13分に及ぶ一戦を制した31歳のアンダーソンは試合後、「決勝に勝ち進んだ経験はそこまで多くないし、うまくいかなかったときは気持ちを切り替えるのも難しい」とした上で、「きょうやり抜くことができたのは、自分にとっても大きな意味がある」と語った。(c)AFP