【2月19日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2018)第2戦、ラリー・スウェーデン(Rally Sweden 2018)は18日、最終日が行われ、飽くなき勝利への意欲を見せたヒュンダイ(Hyundai)のティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)が、「雪と氷」の大会で優勝を飾った。

 シトロエン(Citroen)のクレイグ・ブリーン(Craig Breen、アイルランド)が19秒8差の2位に、同じくヒュンダイのアンドレアス・ミケルセン(Andreas Mikkelsen、ノルウェー)が28秒3差の3位に入った。

 一方、開幕戦のラリー・モンテカルロ(Rallye Monte-Carlo 2018)を制したフォード(Ford)のセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)は、ヌービルと約8分50秒差の11位に沈んだ。深い雪を「かき分ける」ことに苦戦したヌービルは、最初にスタートしてコースの雪を整備する役割をやらされたことへの不満をあらわにしていた。

 WRCは2戦を終えてヌービルが41ポイントでトップに立ち、オジェが31ポイントで2位、今大会7位だったトヨタ(Toyota)のヤリマティ・ラトバラ(Jari-Matti Latvala、フィンランド)が23ポイントで3位につけている。(c)AFP