【2月19日 AFP】17-18ドイツ・ブンデスリーガ1部は18日、第23節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は劣悪なピッチ状態の中、復帰したマルコ・ロイス(Marco Reus)の久しぶりのゴールでボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)から1-0の勝利を収めた。

 この日の会場となったボルシア・パルク(Borussia-Park)は、このところの天候不順で芝が大きなダメージを受けていて、両チームの選手はでこぼこのピッチでプレーしなければならなかった。

 その中で、ボルシアMGはラース・シュティンドル(Lars Stindl)やラウル・ボバディージャ(Raul Bobadilla)に好機が訪れたが、それでも注目を集めたのはピッチの状態で、ドルトムントのアンドレ・シュールレ(Andre Schuerrle)は足を取られてけがをしたように見えた。

 それでもシュールレはプレーに復帰すると、迎えた前半32分、そのシュールレのお膳立てからロイスがゴールを決め、流れに反してドルトムントが先制した。マリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)の正確なロングボールから、シュールレが中央へ折り返し、最後はロイスのシュートがクロスバーの下に当たってゴールに入った。

 ロイスはスカイ・ドイツ(Sky Germany)に対して「本当はもっと左に蹴りたかったんだけど、一番大事なのは入ったことだ。きょうのことは忘れなくちゃならないし、課題は山積みだ」と話した。

 膝の十字靱帯(じんたい)の断裂で今季ここまでほとんど出場のなかったロイスにとって、この日のゴールは2点を決めた昨シーズンのリーグ最終戦以来の得点となった。(c)AFP/Kit HOLDEN