【2月19日 AFP】17-18スペイン1部リーグは18日、第24節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)が5-3でレアル・ベティス(Real Betis)との乱打戦を制した。現在好調のマルコ・アセンシオ(Marco Asensio)が2得点、さらにはクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)も1得点を決め、チームは好感触を保っている。

 敵地で前半を1-2のビハインドで折り返したレアルだったが、後半にセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)と先制点を決めたアセンシオのこの試合2得点目で一気に逆転。終盤はベティスの猛反撃に遭ったが、ロナウドとカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)の追加点で突き放した。

 欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)戦に3-1で勝利しているレアルは、国内リーグでも最近5試合で4勝と調子を上げてきているように見える。

 首位FCバルセロナ(FC Barcelona)とは勝ち点17ポイントの大差がつき、4位は変わらないが、チームは1試合消化が少ない状態で3位バレンシア(Valencia CF)との勝ち点差を1に縮めた。レアルは今後、21日に未消化だったCDレガネス(CD Leganes)とのアウェーゲームに臨む。

 ジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督は「ゴール前を行ったり来たりのものすごい試合になったが、私は好きだ。きょうの相手が正しいチームだったことがわかる。ベティスは素晴らしく、前半15分過ぎからの30分は支配された。それでも最終的には満足だし、3失点よりも5点取った方に注目したい」とコメントした。(c)AFP/Andy SCOTT