【2月18日 AFP】NBAオールスターゲーム2018(2018 NBA All-Star Game)の開催を控え、NBAオールスター・サタデーナイト(NBA All-Star Saturday Night)の各種コンテストが行われ、スラムダンクコンテスト(2018 Verizon Slam Dunk contest)はユタ・ジャズ(Utah Jazz)のドノバン・ミッチェル(Donovan Mitchell)が優勝した。

 計4本のダンクのうち2本で50点満点を獲得したミッチェルは、決勝でクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)のラリー・ナンス・ジュニア(Larry Nance Jr.)を撃破。最後の1本でナサール・ジュニアを上回るには最低でも47点が必要だったが、48点で優勝を果たした。

 ミッチェルは「信じるかどうかは自由だけれど、子どもの頃からこのための準備をしてきたんだ。僕は昔からビッグダンカーで、バスケ選手という感じではなかった。とにかくダンクして、ディフェンスして、ビンス(・カーター〈Vince Carter〉)の映像をたくさん見ていたよ」とコメントした。

 今季のミッチェルは、ルーキーながら1試合平均19.6ポイントを稼ぎ出し、チームの最多スコアラーとなっている。この数字は全ルーキーの中でも最多で、新人王争いでも有力候補の一人に挙げられている。

 一方、3ポイントコンテスト(2018 Three-Point Contest)では、繊細なシュート技術を見せたフェニックス・サンズ(Phoenix Suns)のデビン・ブッカー(Devin Booker)が、決勝でゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)のクレイ・トンプソン(Klay Thompson)、ロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)のトビアス・ハリス(Tobias Harris)を破って優勝した。

 スキルズ・チャレンジ(2018 Taco Bell Skills Challenge)はブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)のスペンサー・ディンウィディー(Spencer Dinwiddie)がタイトルを獲得している。

 18日には、チーム・レブロンとチーム・カリーによるオールスターゲームが行われる。ロサンゼルスのステープルズセンター(Staples Center)でオールスターが開催されるのは今回が3回目となる。(c)AFP/Greg Heakes