【2月18日 AFP】男子テニス、ニューヨーク・オープン(New York Open 2018)は17日、シングルス準決勝が行われ、大会第5シードの錦織圭(Kei Nishikori)は1-6、6-3、6-7(4-7)で第1シードのケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)に敗れ、ATPツアー復帰戦での優勝はならなかった。

 けがで5か月間ツアーを離れていた錦織は、久しぶりのATP大会で優勝を目指していたが、2時間11分の熱戦の末にアンダーソンに敗れた。勝利したアンダーソンは、決勝でサム・クエリー(Sam Querrey、米国)と対戦する。

 出だしが悪く、第1セットをあっさり奪われた錦織は、第2セットに入ると自分の距離感をつかんだ。それでも、ファーストサーブの成功率が79パーセントのアンダーソンに対し、60パーセントというサーブの安定感の差が第3セットのタイブレークで勝負を分けた。錦織はタイブレークのサーブで3回ポイントを落とし、アンダーソンはその隙を逃さなかった。(c)AFP