【2月18日 AFP】女子テニス、カタール・トータル・オープン(Qatar Total Open 2018)は17日、シングルス準決勝が行われ、大会第16シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)は3-6、7-6(7-3)、7-5で第1シードのキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)を下して、決勝進出を決めた。

 逆転で世界ランク1位のウォズニアッキを退けたクビトバは連勝を12に伸ばし、決勝では第4シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)と対戦する。

 すでにサンクトペテルブルク・レディース・トロフィー(St. Petersburg Ladies Trophy 2018)を制しているクビトバは、2月に入って2度目の決勝に臨むことになる。

 現在世界21位のクビトバは今大会での決勝進出で、1年2か月前に自宅で強盗に襲撃された事件からのカムバックへの奮闘をさらに強く印象づけている。仮に優勝となれば、世界トップ10に復帰することが見込まれている。

 この試合で主にフォアハンドで50本のウイナーを打ち込んだクビトバは、今大会でトップ10選手から3勝目を挙げた。またクビトバの12連勝は、自身の持つ14連勝に次ぐ記録となっている。

 決勝で対戦するムグルサは、第2シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)の棄権により勝ち上がりを決めており、この日は休養となった。(c)AFP