【2月17日 AFP】スコットランドサッカー協会(SFA)は16日、アレックス・マクレイシュ(Alex McLeish)氏の代表監督就任を発表した。これにより、ゴードン・ストラカン(Gordon Strachan)前監督の後任探しに4か月でピリオドが打たれた。

 2度目のスコットランド代表監督に就任したマクレイシュ氏は現役時代、アバディーンFC(Aberdeen FC)と同国代表でストラカン氏とチームメートだった。

 2007年の第一次政権でマクレイシュ氏は、2008年の欧州選手権(UEFA Euro 2008)予選でフランスにアウェーで1-0で勝利するなど10試合で7勝を挙げたが、イタリアの牙城を崩すことができず本大会行きを逃した。

 マクレイシュ氏の船出は、3月に行われる親善試合2連戦となる。同23日にホームのハムデン・パーク(Hampden Park)にコスタリカを迎えるスコットランドは、その4日後に敵地でハンガリーと対戦する。

 また最初の公式戦は、欧州選手権(UEFA Euro 2020)の出場権が与えられる代表チームのリーグ戦「UEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League)」が初開催される9月となっている。スコットランドは主要国際大会から20年遠ざかっている。

 SFAが発表した声明でマクレイシュ氏は「スコットランド代表チームの監督に任命されてとても誇らしい」「スコットランドサッカー界には多くのポジティブな要素がある。選手は最高峰のレベルでプレーしており、有望なタレントも出てきている」とコメントした。

「ハムデン・パークは欧州選手権2020の開催地の一つなので、われわれは自分たちの本拠地でタレントを世界に披露する絶好の機会を手にしている。主要大会に導くというチャレンジを楽しむつもりだ。スタートするのが待ちきれない」 (c)AFP