【2月18日 AFP】17-18イタリア・セリエAは17日、第25節の試合が行われ、インテル(Inter Milan)は0-2でジェノア(Genoa CFC)に敗戦。同日の試合でウディネーゼ(Udinese)に2-0で勝利したASローマ(AS Roma)がリーグ3位に浮上した。

 前節ボローニャ(Bologna FC)に2-1で勝利し、2か月続いたスランプを終わらせたかに見えたインテルだったが、完全復活とはいかず、これで敵地でのジェノア戦は5連敗となった。2か月前は首位に立ち、昨年12月中旬まで無敗を守っていたインテルは順位を4位に落とし、18日にラツィオ(SS Lazio)がエラス・ベローナ(Hellas Verona)に勝利すれば5位に転落する。

 ハーフタイムの直前、アンドレア・ラノッキア(Andrea Ranocchia)のオウンゴールで相手に先制点を献上したインテルは、後半には元インテルのゴラン・パンデフ(Goran Pandev)に2点目を許した。

 インテルのルチアーノ・スパレッティ(Luciano Spalletti)監督は「前半の終わりに、ああいう形でビハインドを背負うのは簡単ではない。特に自信を取り戻したいこういう時期にはね」と話した。

「今はチームにもろさが出ているし、苦しい状況から立て直すのが難しくなっている。われわれは自分たちの力を信じなくてはならない。信じることで、本来の姿を取り戻し、優勝争いに生き残れる」

 ローマはジェンギズ・ウンデル(Cengiz Under)とディエゴ・ペロッティ(Diego Perotti)が後半にゴールを決め、敵地で勝利。勝ち点を50に伸ばしてインテルを2ポイント上回った。

 勝ち点63で首位に立つナポリ(SSC Napoli)、1差で2位の王者ユベントス(Juventus)はどちらも18日に試合を行う。(c)AFP/Emmeline MOORE