【2月18日 AFP】17-18スペイン1部リーグは17日、第24節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はルイス・スアレス(Luis Suarez)とジョルディ・アルバ(Jordi Alba)が得点を記録し、SDエイバル(SD Eibar)を2-0で退け、リーグ無敗記録を更新するとともに、2位以下との勝ち点差を暫定的に広げた。

 バルセロナはリオネル・メッシ(Lionel Messi)が両方のゴールに関与すると、後半にはエイバルのファビアン・オレジャーナ(Fabian Orellana)が退場処分を受けて相手が10人になったこともあり、敵地で勝利を収めた。

 バルセロナとしては雨の中でのすっきりしない試合となったが、それでもチームはリーグ戦の連続無敗を24試合に伸ばし、昨季からの合算ではリーグ31戦無敗とした。これはジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督が率いた2010-11シーズンの数字に並ぶ、クラブ最長タイ記録となっている。

 バルセロナは2位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との勝ち点差を暫定で10ポイントに広げているが、アトレティコは18日のアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)とのホームゲームに勝利すれば差を再び縮めることができる。

 バルセロナは今後、照準を欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)の決勝トーナメント1回戦に切り替える。チームは20日にチェルシー(Chelsea)と敵地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)で対戦。そしてエルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)監督は、チェルシー戦を前にエイバルは理想的な相手だったと語った。

「エイバルは常に強いプレッシャーをかけてくるチームで、良い試練になった。相手の状態が非常に良く、かなり苦しんだ。予想通り非常に難しい試合になった。もちろんチャンピオンズリーグはまったく別の大会だが、この試合を糧にしていかなくてはならない」

 チェルシー戦の直前ではあるが、バルベルデ監督はエイバル戦に主力を送り出し、チャンピオンズリーグに出られないフィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)ではなくアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)を先発で起用。コウチーニョとの交代で下がるまで60分ほどプレーさせた。

 バルベルデ監督は「コウチーニョは先週先発した。だから今週はイニエスタだ。火曜日にもう1試合あるのは確かだが、私にとって重要なのはきょうの試合だった」と説明した。(c)AFP/Andy SCOTT