【2月17日 AFP】平昌冬季五輪は17日、アルペンスキー女子スーパー大回転が行われ、米国のリンゼイ・ボン(Lindsey Vonn)はミスを犯して早々にメダル争いから脱落し、合計タイム1分21秒49で6位に沈んだ。

 1番目に滑走したボンは、旗門を外しかけて顔をしかめるとライン維持にも苦戦した。そして、イタリアのヨアナ・スクナーフ(Johanna Schnarf)、スイスのララ・グート(Lara Gut)、リヒテンシュタインのティナ・ワイラター(Tina Weirather)に次々とタイムを抜かれてメダルを逃し、最終的には45人中6位に終わった。

 今大会では滑降と複合にも出場するボンは、2010年バンクーバー冬季五輪では滑降で金、スーパー大回転で銅メダルに輝くなどアルペンスキーで最も有名な女子選手の一人となっている。

 ボンが期待外れの結果に終わった米国勢は、大回転で金メダルを獲得したミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin)も前日の回転で4位に終わり、ソチ冬季五輪に続く同種目での連覇を逃していた。(c)AFP