【2月17日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ジェネシス・オープン(2018 Genesis Open)は16日、米カリフォルニア州パシフィック・パリセーズ(Pacific Palisades)のリヴィエラ・カントリークラブ(Riviera Country Club)で2日目が行われ、米国のタイガー・ウッズ(Tiger Woods)は通算6オーバーで予選落ちの見通しとなった。

 大会は2日目も日没順延となり、北アイルランドのグレーム・マクダウエル(Graeme McDowell)と米国のパトリック・キャントレー(Patrick Cantlay)が通算7アンダーの暫定1位で並んでいる。

 メジャー通算14勝を誇るウッズは、バックナインで3連続ボギーをたたくなど、この日は合計8ボギーを喫して5オーバーの「76」に沈み、「きょうは本当にプレーが良くなかった。ティーショットがことごとく左に外れ、パットもだめだった。グリーンで手応えを感じられずに勢いに乗れなかった。バックナインでは勢いをつくる必要があったのに、正反対の状況となってしまった」とコメントした。

 36ホールを終えて6オーバーの「148」を記録したウッズは、日没の時点で予想されるカットラインに4打届いておらず、トップからも13打差をつけられた。特にバックナインでは3ホールで3パットを要し、「練習の時からパットの感覚があまり良くなかった」と話した。

 より多くの大会でプレーすることが自分にとって本当の回復になると話したウッズは同日、米フロリダ州で次週開催されるザ・ホンダ・クラシック(The Honda Classic 2018)への出場を表明。苦労して取り戻した体調に対する自信の証しにもみえる、2週連続での大会出場という決断を下し、「もっと大会でプレーしないと」と語った。

 日没を迎えて一部の選手はホールアウトできず、米国のサム・サウンダース(Sam Saunders)は3ホールを残して通算7アンダーを記録。同胞のライアン・ムーア(Ryan Moore)は3アンダーの「68」で日没前に第2ラウンドを終え、通算6アンダーの暫定4位につけている。(c)AFP