【2月17日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich AlbionWBA)のトップチームに所属する4選手が16日、スペインでタクシーを窃盗したとして尋問されたことについて謝罪した。

 ジョニー・エヴァンズ(Jonny Evans)、ギャレス・バリー(Gareth Barry)、ジェイク・リヴァーモア(Jake Livermore)、ボアズ・マイヒル(Boaz Myhill)の4選手は、現地時間15日の午前5時半(日本時間同日午後1時半)ごろ、バルセロナ中心部でクラブの夜間外出禁止令を破りタクシーに乗ったことを認めている。

 地元警察の関係者によると、4選手は英国に帰国する前に尋問を受けたという。また、タクシーは持ち主に返されたと当局が発表している。裁判官が選手たちの供述を調査した上で、どのような法的手続きを下すかを判断することになる。

 現在、残留圏と勝ち点7差のリーグ最下位に沈んでいるWBAは、温暖な気候のバルセロナでトレーニングキャンプを行っていた。

 17日にイングランドFAカップ(FA Cup 2017-18)5回戦のサウサンプトン(Southampton FC)戦を控える中、アラン・パーデュー(Alan Pardew)監督は「われわれは自分たちを高め、戦う準備をするためにあちらへ行ったが、この件はもちろん理想的なことではない。彼らは外出禁止令を破った。受け入れられるものではないし、少々失望している」とコメントした。

 4選手は共同声明で「今週、スペインでのキャンプ中に起きた事件に関わった選手が誰だったのかを明かすことは重要だと感じました」「外出禁止令を破ったことを正直に認め、謝罪します」などとコメントしている。(c)AFP