【2月15日 AFP】平昌冬季五輪は15日、スピードスケート男子1万メートルが行われ、カナダのテッドヤン・ブルーメン(Ted-Jan Bloemen)が五輪新記録となる12分39秒77で金メダルを獲得し、スピードスケートで圧倒的な力を誇るオランダ勢の牙城を崩した。

 11日の5000メートルでは2位に終わっていたブルーメンは、オランダのヨリト・ベルフスマ(Jorrit Bergsma)を銀、イタリアのニコラ・トゥモレロ(Nicola Tumolero)を銅メダルに抑えたことを確認すると涙を流した。

 一方、5000メートルで表彰台の頂点に立ち、五輪で自身8個目のメダルを獲得したオランダの「皇帝」スベン・クラマー(Sven Kramer)は6位に終わった。オランダ勢は今種目まで、平昌五輪のスピードスケート5種目すべてで金メダルを手にしていた。(c)AFP