【2月15日 AFP】平昌冬季五輪組織委員会(POCOG)は15日、前日に主要会場の江陵オリンピック公園 (Gangneung Olympic Park)で吹いた強風により、計16人が負傷したと発表した。

 アイススポーツ4競技が開催される江陵オリンピック公園は14日、強風の影響で一部が閉鎖され、来場者には屋内にとどまるよう指示が出されたが、看板やテントなど設備が吹き飛ばされ、スタッフ13人と観客3人がすり傷などの軽傷を負った。

 組織委員会の広報はこの日、「一部の設備や支柱が吹き飛んでしまった」「多くの看板も吹き飛ばされたり、ぐらついたりしたため、設置しなおさなくてはいけなくなった」と説明し、テント60張りが破損、フェンス120枚が倒れたと付け加えた。

 平昌五輪では強風が大会スケジュールに深刻な影響を及ぼしており、これまでにスキー2種目、バイアスロン1種目が延期を余儀なくされている。15日は風が弱まっており、これまで予定通りに進行している。(c)AFP