【2月15日 AFP】男子テニス、ABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2018)は14日、シングルス1回戦が行われ、大会第1シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は6-1、6-2でルーベン・ベーメルマンス(Ruben Bemelmans、ベルギー)にわずか47分で勝利し、史上最年長での世界ランキング1位まであと2勝に迫った。

 この大会を2回制している36歳のフェデラーは、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)から1位の座を奪回するには準決勝まで勝ち進む必要がある。あと2勝してそこまでたどり着けば、フェデラーはこれまでの記録を3年以上更新して最年長のトップランカーとなる。

 フェデラーは「きょうは驚くほどすべてがうまくいった。出だしが良かったのがポイントで、それで相手にプレッシャーをかけられた。こちらを倒すには特別なプレーをしなくてはならないと相手に思わせたかった。うまくやれたし、良い感触だ。体も問題ないし、自信もある。最高の1回戦だった」とコメントした。

 この日のフェデラーは、試合開始から容赦なく5ゲームを連取し、圧倒されたベーメルマンスがようやく1ゲーム目を取ったのは16分が経ってからのことだった。まったく危なげなく試合を進めたフェデラーは、サービスエース6本、ブレーク4回を奪い、ファーストサーブでのポイント獲得は23本中21本と見事な数字を記録した。

 四大大会(グランドスラム)を20回制しているフェデラーは、2回戦で通算12勝0敗と相性の良いフィリップ・コールシュライバー(Philipp Kohlschreiber、ドイツ)と対戦する。

 フェデラーは「どんなときも、スタイルがわかっている相手の方がやりやすいものだ。パターンがわかっている相手の方がいいし、予測が立てられる。最初が肝心になるだろう。そして最後まで集中する必要がある。ほころびを見せれば、そこから厄介なことになる可能性もある」とコメントした。

 その他の試合では、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)がラッキールーザーのアンドレアス・セッピ(Andreas Seppi、イタリア)に4-6、3-6で敗戦。まさかの1回戦敗退に終わり、フェデラーの側の山から上位シードが1人消えている。

 昨年の最終戦ATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2017)の決勝で顔を合わせた第2シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)と第4シードのダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)は、どちらもストレートで勝利した。

 杉田祐一(Yuichi Sugita)はそのディミトロフと対戦。第2セットは先行したがディミトロフに盛り返され、4-6、6-7(5-7)で力尽きた。2回戦に臨んだゴフィンは、スペインのベテラン、フェリシアーノ・ロペス(Feliciano Lopez)に6-1、6-3で快勝して準々決勝に勝ち進んでいる。(c)AFP/Scott WILLIAMS