【2月15日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2018)は14日、グループステージ第1節が行われ、グループHの鹿島アントラーズ(Kashima Antlers)は1-1の引き分け。グループGのセレッソ大阪(Cerezo Osaka)は終了間際のゴールで大会初戦を白星で飾った。

 Jリーグ1部(J1)を8回制している鹿島は、ホームで上海申花(Shanghai Shenhua、中国)と対戦。開始わずか3分でジョヴァンニ・モレノ(Giovanni Andres Moreno)に先制点を許したが、後半の早い時間帯に遠藤康(Yasushi Endo)のゴールで追いつくと、その後も激しい攻勢をかけたが相手と勝ち点1を分け合った。

 敵地で済州ユナイテッドFC(Jeju United FC、韓国)と対戦したセレッソは、両チーム0-0で迎えた後半ロスタイム3分に水沼宏太(Kota Mizunuma)が決勝点を挙げた。

 グループGの広州恒大(Guangzhou Evergrande)は、ブリーラム・ユナイテッド(Buriram United、タイ)とホームで1-1の引き分けに終わり、ファビオ・カンナヴァーロ(Fabio Cannavaro)監督にとっては不満の残る復帰戦になった。

 ルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)前監督の退任を受けて、2015年に解任したカンナヴァーロ監督を呼び戻したACL優勝2回の広州は、開始わずか16分でリカルド・グラール(Ricardo Goulart)が先制点を決めたが、後半の序盤にエジガル・ブルーノ(Edgar Bruno da Silva)に同点ゴールを許した。

 その後も、東南アジアのチームとしては2003年以来の決勝進出を目指すブリーラムは、クロスバーをたたく惜しい場面を作り出したが、全体としてブリーラムにとっては満足のいく結果となった。

 グループHのもう1試合は、シドニーFC(Sydney FC、オーストラリア)が2-0で水原三星ブルーウイングス(Suwon Samsung Bluewings、韓国)に勝利した。デヤン・ダムヤノヴィッチ(Dejan Damjanovic)がミドルシュートで後半に先制点を奪い、さらにPKで2点目を加えた。(c)AFP