【2月13日 時事通信社】南アフリカの与党アフリカ民族会議(ANC)は13日、汚職疑惑が絶えないズマ大統領を大統領職から解任する方針を決めた。マガシュレ党事務局長はヨハネスブルクで記者会見し「ズマ大統領は原則的に同意したものの、辞めるまで3カ月~半年は余裕が欲しいと述べている」と語り、即時退任を目指した党との交渉が不調に終わったことを明らかにした。

 事務局長は「交渉はまだ続いている」と強調した。しかし、先行きの見通しは立たず、与党と大統領の間の亀裂が深まる中、南アの政治情勢は不透明感を増している。

 ANCの最高意思決定機関である全国執行委員会(NEC)は12日から翌日未明まで、ズマ氏の処遇をめぐり13時間にわたって議論し解任を決定した。ただ、あくまで党内の方針決定で、法的にはズマ氏がこれに従う義務はない。(c)時事通信社