【2月13日 時事通信社】韓国の朴槿恵前大統領(収賄罪などで公判中)の親友で、大企業から資金拠出を強要したとして職権乱用罪などに問われた崔順実被告(61)らの裁判で、ソウル中央地裁は13日、崔被告に懲役20年(求刑懲役25年)、罰金180億ウォン(約18億円)の実刑判決を言い渡した。

 地裁は「大統領が職権を乱用、企業に出資を強要し、崔被告らが大統領と共謀した」と判断した。朴被告の裁判にも影響を与えるとみられる。

 また、崔被告らに巨額の賄賂を渡したとして贈賄罪で在宅起訴された韓国ロッテグループの重光昭夫(韓国名・辛東彬)会長(62)に対しては懲役2年6月(求刑懲役4年)の実刑判決を言い渡した。実刑判決で身柄を拘束されたため、グループの経営に支障が出る懸念もある。

 崔被告の弁護人とロッテは、判決を不服として控訴する方針を明らかにした。

 このほか、崔被告と共謀したとして、大統領府の前政策調整首席秘書官、安鍾範被告(58)は、求刑通り懲役6年の判決を受けた。(c)時事通信社