【2月18日 AFP】男子テニス、ABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2018)は17日、シングルス準決勝が行われ、大会第4シードのダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)は、自分のラケットに当たって跳ね返ったボールが目に当たり、棄権せざるを得なくなった。

 第2シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)との一戦で第1セットを3-6で落とした後、ゴフィンは第2セットの第1ゲームでボールが予期せずラケットのフレームに当たって跳ねると、左目に直撃するつくづく運のない事態に見舞われた。

 ゴフィンがコートを後にして治療を受け、試合が5分以上中断する中、アンパイアはディミトロフにゴフィンの棄権を伝えた。

 両者は、昨年の最終戦ATPワールドツアー・ファイナルズ(ATP World Tour Finals 2017)の決勝以来、3か月ぶりに対戦した。

 ゴフィンが思わぬ形でけがをするのはこれが初めてではなく、昨年の全仏オープンテニス(French Open 2017)では、コート脇に置かれたコートカバーに足を取られて足首を負傷した。

 この事故による負傷で、ゴフィンはウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)の欠場を余儀なくされた。

 勝ち上がったディミトロフは、16日に世界ランク1位に返り咲いたロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)と対戦する。(c)AFP