【2月13日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)前米大統領夫妻は12日、首都ワシントンの国立肖像画美術館(National Portrait Gallery)で、同夫妻をそれぞれ描いた肖像画2点をお披露目した。いずれもアフリカ系米国人アーティストが手掛けた対照的な作品で、驚きと感嘆の声が上がっている。

 肖像画は同美術館の委託により制作され、オバマ氏のものはケヒンデ・ワイリー(Kehinde Wiley)氏が、ミシェル(Michelle Obama)夫人のものはエイミー・シェラルド(Amy Sherald)氏が手掛けた。

 同美術館は歴代大統領全員の肖像画を収蔵しているが、今回の作品は米国初の黒人大統領夫婦となったオバマ夫妻を涼やかかつ自信にあふれた姿で描いており、これまでの堅苦しい肖像画とは一線を画す作風となっている。(c)AFP