【2月13日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは12日、第27節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)はエデン・アザール(Eden Hazard)による2得点の活躍などで最下位ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich AlbionWBA)に3-0で快勝した。

 直近2試合でボーンマス(AFC Bournemouth)とワトフォード(Watford FC)に連敗を喫したことで、チームを率いるアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督は、昨季のリーグ制覇からわずか9か月で解任される可能性に直面していた。

 しかし、この日はベルギー代表のアザールの得点に加え、後半にはビクター・モーゼス(Victor Moses)のゴールも飛び出し、チェルシーはリーグ4位に復帰。本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)ではコンテ監督の名前が鳴り響いた。

 コンテ監督は試合後、「彼ら(ファン)は私に関する臆測やうわさを目にしてきたと思うが、このような形で自分を応援してくれていることに感謝している」「この色やユニホーム、バッジを守ろうとする私の忍耐や意志を、彼らはこの1年半で理解してくれたのではないかなと思う」と語った。

 マンチェスター・シティ(Manchester City)が首位を独走するプレミアリーグでは、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)出場権を争う2位マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)から5位トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)の勝ち点差が4となっているが、チェルシーはこの日の結果、その間に挟まれた4位に返り咲いている。(c)AFP/Kieran CANNING