【2月12日 AFP】韓国・平昌でノロウイルスのまん延を食い止めるべく必死の努力が続く中、平昌冬季五輪組織委員会(POCOG)は12日、感染例が200件近くに増加したと発表した。

 同委員会によると、新たに17件の感染例が見つかり、感染者数は計194人となったものの、うち147人はすでに隔離措置を解除されたという。

 先週明らかになったノロウイルスの流行をめぐっては、約1200人の警備員が業務から退き、代わりに900人ほどの兵士が投入される事態となっていた。

 汚染された食べ物や水によって拡散し、嘔吐(おうと)や下痢を引き起こすノロウイルスの感染拡大を食い止めるべく、当局はあらゆる手段を講じていると述べている。(c)AFP