【2月11日 AFP】ラグビーシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2018)は10日、第2節の試合が行われ、大会3連覇を目指すイングランドは12-6でウェールズに勝利。エディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)は試合後、チームが示した「勇気」を称賛した。

 雨が降る中で行われたトゥイッケナム・スタジアム(Twickenham Stadium)での一戦は、ジョーンズHC率いるイングランドがジョニー・メイ(Jonny May)の2トライで前半20分までに12-0とリードした。

 しかし、イングランドはオーウェン・ファレル(Owen Farrell)のコンバージョンを最後に得点から遠ざかったが、途中出場のサム・アンダーヒル(Sam Underhill)が後半にスコット・ウィリアムス(Scott Williams)のトライを阻止する見事なタックルを見せるなどして、最後まで守り切った。

 イタリアに46-15で大勝した開幕節とは非常に対照的な試合となったが、ジョーンズHCは「この勝利はチームのたくさんの勇気と信念によって手にできたものだ」「選手がゲームプランを遂行する形は本当に素晴らしかったと思うし、守備のときの勇気と努力は一級品だった」と選手を称賛した。

 同日行われた試合では、アイルランドが56-19でイタリアに勝利。敗れたイタリアの主将セルジオ・パリッセ(Sergio Parisse)は試合後、アイルランドにはイングランドの大会連覇を阻む力があると話している。

 最終節が行われる3月17日に直接対決を控えるイングランドとアイルランドの両方とすでに対戦した34歳のパリッセは「個人的にはアイルランドの方が難しかった」「彼らのプレーが好きだ」とコメントした。(c)AFP/Julian GUYER/Pirate IRWIN