【2月11日 AFP】トルコ軍は10日、シリア北部のクルド人民兵組織に対する軍事作戦「オリーブの枝(Olive Branch)」で、作戦開始後の1日当たりの死者としては最多となる11人が死亡したと発表した。

 トルコ政府は、テロ集団とみなしているクルド人民兵組織「クルド人民防衛部隊(YPG)」に対し、先月20日にシリア北西部アフリン(Afrin)方面で同作戦を開始し、空爆と地上作戦でシリアの反体制派を支援している。

 トルコのビナリ・ユルドゥルム(Binali Yildirim)首相はテレビで、アフリン方面で作戦中のヘリコプター2機のうち1機が墜落し、2人が死亡したと述べた。トルコ軍はその後、さらに兵士9人が死亡したと発表したが詳細は明らかにしていない。トルコ軍によると、この日は死亡者とは別に兵士11人が負傷した。(c)AFP