【2月10日 AFP】韓国当局は10日、前日の平昌冬季五輪の開会式中にインターネットがダウンし、調査を行っていたことを明らかにした。平昌冬季五輪については期間中のサイバー攻撃の可能性が懸念されている。

 五輪組織委員会によると、内部インターネットとWi-Fiが9日午後7時15分ごろにダウンし、10日正午になっても完全には復旧していない。

 同委員会は、サイバーセキュリティー班と韓国国防省をはじめとする関係省庁の専門家らから成る対策部隊が、インターネットがダウンした状況などについて調査していると明かした上で、ハイテクを駆使した開会式には影響はなかったと述べた。

 平昌冬季五輪については、組織委員会を標的としたマルウエア(悪意のあるソフトウェア)を使ったフィッシングなどの可能性があると警鐘が鳴らされている。(c) AFP/Talek HARRIS