【2月10日 AFP】米航空大手が安全衛生面の懸念から「エモーショナル・サポート・アニマル(精神的な問題を抱える飼い主の心の支えとなる動物)」の機内持ち込み規則を強化している中、悲惨な目に遭ったハムスターがいる。

 フロリダ州マイアミビーチ(Miami Beach)在住のベレン・アルデコシー(Belen Aldecosea)さん(21)は地元紙マイアミ・ヘラルド(Miami Herald)に対し、メリーランド州ボルティモア(Baltimore)の空港でスピリット航空(Spirit Airlines)の職員にハムスターの機内持ち込みは禁止されているため「水葬」にしてはどうかと勧められ、やむを得ずペットのペブルズをトイレに流してしまったと話している。

 スピリット航空側は、この話を強く否定。アルデコシーさんが昨年11月21日の便を利用しようとした際にぺブルズもエモーショナル・サポート・アニマルとして一緒に搭乗できると誤って伝えたことは認めたが、ペブルズをトイレに捨てる案を提示した職員は一人もいないと述べている。

 ペブルズの死の1週間余り前には、ニュージャージー州のニューアーク国際空港(Newark Liberty International Airport)で、デクスターという名前のクジャクのペットが米ユナイテッド航空(United Airlines)に「搭乗拒否」されている。

 連邦政府のガイドラインは、障害のある乗客が補助目的でエモーショナル・サポート・アニマルを含めさまざまな介助動物を同乗させる権利を認めている一方で、「普通ではない」ペットの搭乗を航空会社は拒否できるとしている。(c)AFP