【2月10日 AFP】ブラジルのリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で9日、恒例の「リオのカーニバル(Rio's Carnival)」が開幕した。自身の保守的なキリスト教福音派信仰がカーニバルに水をさすとして非難されていたマルセロ・クリベラ(Marcelo Crivella)市長も開幕式に出席したが、カーニバルの開幕を象徴する大きな黄金の鍵には触れなかった。

 リオのカーニバルは、市長の公邸前で行われる開幕式で、市長がカーニバルの象徴「キング・モモ(King Momo)」に大きな黄金の鍵を手渡すことで開幕する。

 クリベラ市長はキング・モモとそのおともの人たちと抱擁を交わし、「美」と「詩」に熱狂したが、実際に鍵が渡される際には、部下に役目を任せるなど、鍵に触れないようにしているように見えた。(c) AFP/Sebastian Smith