【2月9日 AFP】どうしてこうなった! ──平昌冬季五輪のため韓国入りしたノルウェー代表選手団の調理師チームの元に、1500個注文したはずの卵が注文の手違いで1万5000個届けられてしまうハプニングがあった。インターネット経由で注文した際の翻訳ミスが原因とみられる。

 シェフのスターレ・ヨハンセン(Stale Johansen)さんは、きまりの悪そうな顔で「トラック1台分の卵が届いた」「あぜんとした。次から次へと卵が運び入れられて切りがなかった、信じられない!」とノルウェー通信(NTB)に語った。

 選手たちのコンディションを保つことにかけては百戦錬磨のノルウェー調理師チームだったが、五輪目前のプレッシャーに負けてしまったようだ。少なくとも、選手たちがたんぱく質不足に見舞われることはないだろう。料理長のトーレ・エブレベ(Tore Ovrebo)さんは、選手団を構成する選手とスタッフは121人いるから1人当たりのノルマは124個だと計算してみせた。

 大会期間中に同様のトラブルを避けるには、調理師たちが韓国語の短期集中コースに通うか、グーグル翻訳の技能を洗練させる必要がありそうだ。(c)AFP