【2月11日 CNS】中国の経済発展に伴い、中華料理の高級食材「ツバメの巣」は徐々に一般家庭でも栄養補助食品として食されるようになった。春節(旧正月、Lunar New Year)の時期になると、ツバメの巣はよく売れる。広州白雲国際空港(Guangzhou Baiyun International Airport)の検験検疫局によると、中国の国内市場では偽物と本物が混在しており、購入する際は注意するように消費者に呼びかけている。

 中国で現在、ツバメの巣の輸入元として認められているのは、インドネシア、マレーシア、タイだけ。中国本土に輸入されたツバメの巣の総量は、2015年の20トンから2017年には80トン以上に増加し、100%を超える成長率だ。

 中国最大のツバメの巣の通関地である広州白雲国際空港は、中国へ輸入される量の4分の1を扱う。ツバメの巣の関連製品は2017年に216ロット、21.9トン輸入され、総額4227.5万ドル(約46億円)に上った。2016年と比べ、輸入量は46.5%、輸入総額は122%、それぞれ増加した。

 同空港検験検疫局は、消費者に「正規の流通経路」「産地とメーカー」「適合証明書とラベル」の三つの観点から見極めるように勧めている。

 正規の流通経路とは、よく知られている老舗の漢方薬店や空港の免税店などのことだ。生産地については、中国品質監督管理総局は2017年12月までで、輸入元として認められている3か国計29か所のツバメの巣の関連製品の製造業者を登録したと発表している。

 それから、ツバメの巣の唯一の「目印」を探す。中国本土に合法的に輸入されているツバメの巣には、中国検験検疫部門などが発行した証明書とラベルが貼られている。

 また、関連規定では、ツバメの巣は缶詰を除き、中国国内に持ち込むことが禁止されている。広州白雲国際空港では昨年、旅行客がシンガポール、ベトナムなどからのツバメの巣を持ち込もうとして、検査検疫官に366キロ没収されている。(c)CNS/JCM/AFPBB News