【2月4日 AFP】米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)は3日、今季の最優秀選手(MVP)を発表し、ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)のQBトム・ブレイディ(Tom Brady)が、史上最年長で通算3度目の受賞を果たした。

 40歳のブレイディは、ペイトリオッツの中心選手として再び見事な輝きを放つシーズンを過ごした。今季は4577ヤードを獲得し、32本のタッチダウンパスを記録。インターセプトはわずか8本だった。

 自身通算8度目の出場となる4日の第52回スーパーボウル(Super Bowl LII)で6回目の優勝を目指すブレイディは、フィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia Eagles)を退けることができれば、QBとしては史上最年長の優勝選手となる。

 一方、見事に成績を好転させたシーズンを評価されたロサンゼルス・ラムズ(Los Angeles Rams)が主要三賞を手にした。

 ショーン・マクベイ(Sean McVay)ヘッドコーチ(HC)は、昨シーズン4勝12敗だったチームを今季最も攻撃力の高いチームに変貌させ、史上最年少の31歳で最優秀コーチに選ばれた。

 ラムズは2003年以来となるナショナル・カンファレンス(NFC)西地区制覇を遂げたが、プレーオフで散っている。

 ラムズからはトッド・ガーリー(Todd Gurley)が最優秀攻撃選手賞、アーロン・ドナルド(Aaron Donald)が最優秀守備選手に選出されている。

 また同日には、米国プロフットボール殿堂(Pro Football Hall of Fame)の2018年の殿堂入り選手が発表され、レイ・ルイス(Ray Lewis)氏、テレル・オーウェンズ(Terrell Owens)氏、ランディ・モス(Randy Moss)氏らが名を連ねた。(c)AFP