【2月4日 AFP】2017-18スキージャンプW杯は3日、ドイツのビリンゲン(Willingen)で男子個人第14戦が行われ、平昌冬季五輪まで残り2戦となる中でダニエル・アンドレ・タンデ(Daniel-Andre Tande、ノルウェー)が今季初優勝を飾った。

 24歳のタンデは、総合首位に立つリヒャルト・フライタク(Richard Freitag、ドイツ)を0.8点差に抑え込み、昨年1月以来となるW杯通算4勝目を挙げた。3位にはダヴィド・クバッキ(Dawid Kubacki)、4位にはカミル・ストフ(Kamil Stoch)とポーランド勢が続いた。

 フライタクはこの日の最長不倒となる149.5メートルを記録したが、タンデは1本目に148メートル、2本目に146.5メートルを飛び、今季記録していた3度の2位を上回る結果を手にした。

 先週、ジャンプ週間(Vierschanzentournee)覇者のストフから総合首位の座を奪ったフライタクは、その差を34ポイント差に広げている。

 8日に平昌五輪のノーマルヒル予選を控える中、4日に選手たちは再びビリンゲンのラージヒルに臨む。(c)AFP