【2月4日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン(Waste Management Phoenix Open 2018)は3日、米アリゾナ州スコッツデール(Scottsdale)のTPCスコッツデールGC(TPC Scottsdale)で3日目が行われ、上がり3ホールで3連続バーディーを奪ったリッキー・ファウラー(Rickie Fowler、米国)が、2位と1打差の単独首位に立った。

 ブライソン・デシャンボー(Bryson DeChambeau、米国)とともにこの日首位タイからスタートしたファウラーは、最終18番で約2.7メートルのバーディーパットをカップに沈めてスコアを4ストローク伸ばし、通算14アンダーで混戦から抜け出した。

 2位タイにはスコアを6ストローク伸ばした世界ランク2位のジョン・ラーム(Jon Rahm、スペイン)や、デシャンボー、チェズ・リービー(Chez Reavie、米国)が並んでいる。

 5度のメジャー制覇を誇るフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)はこの日5アンダーを記録して通算12アンダーとし、昨季の新人王ザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele、米国)、ダニエル・バーガー(Daniel Berger、米国)とともに5位タイグループを形成。さらに6選手がファウラーから3打差以内につけている。

 世界7位のファウラーは、2010年大会に2位、さらに2016年大会は松山英樹(Hideki Matsuyama)とのプレーオフに敗れるなどフェニックス・オープンでは相性が良く、この日は忍耐の末に最高のフィニッシュを飾った。

 8番でバーディーを奪うまでこの日はスコアを一つ落としていたファウラーは「苦しんだ。最後の数ホールでアドバンテージを手にした。でも、そこがこのゴルフコースでスコアを伸ばせる最高のチャンスなんだ」とコメントした。(c)AFP