【2月3日 AFP】米ロサンゼルスの中等学校で発生し、生徒2人が負傷した発砲について警察当局は2日、12歳の少女のかばんに入っていた半自動式拳銃の暴発によるものだったと発表した。

 ロサンゼルスのサルバドル・カストロ中等学校(Salvador Castro Middle School)で1日に起きた発砲では、15歳の少年が頭部に「かすり傷」を負ったほか、15歳の少女が手首に銃弾を受けた。

 2人は共に回復する見込みで、ロサンゼルス警察はこの発砲について故意ではなかったとの見方を示した。

 ロサンゼルス消防局のエリック・スコット(Erik Scott)氏によると、11歳の少年、12歳の少女、30歳の女性が「ガラス片で顔に軽いかすり傷を負った」が、いずれも銃弾による負傷ではないという。

 容疑者は現場で拘束され、2日に未成年者の銃器所持および校内への武器持ち込みの罪で起訴され、少年裁判所で審理が行われる。

 地方検事局は、この少女は5日に出廷することになっていると発表したが、それ以上詳しい情報は明かさなかった。(c)AFP