【2月4日 AFP】男子テニスの国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2018)は3日、ワールドグループ1回戦が各地で行われ、ロジャー・フェデラー(Roger Federer)とスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka)、そしてノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)という四大大会(グランドスラム)を制覇した実力者を欠いたスイスとセルビアが、それぞれカザフスタンと米国の前に屈した。

 スイスは、グランドスラム通算20勝のフェデラーと同3勝のワウリンカが優勝に貢献した2014年大会以降は、毎年1回戦負けを喫している。

 カザフスタンはホームのアスタナで、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)を制したフェデラーと負傷中のワウリンカが欠場という好機を最大限に生かし、この日行われた第3試合のダブルスで、ティムール・ハビブリン(Timur Khabibulin)/アレクサンドル・ネゾベソフ(Aleksandr Nedovyesov)組が6-4、6-4、3-6、6-7(5-7)、6-3でマルク・アンドレア・ヒュスラー(Marc-Andrea Huesler)/ルカ・マルガロリ(Luca Margaroli)組を退け、対戦成績を3勝0敗とした。

 一方、2010年大会を制したジョコビッチを欠くセルビアは、ホームのニス(Nis)でニコラ・ミロイェビッチ(Nikola Milojevic)/ミリャン・ゼキッチ(Miljan Zekic)組が、米国のライアン・ハリソン(Ryan Harrison)/スティーブ・ジョンソン(Steve Johnson)組に7-6(7-3)、2-6、5-7、4-6で屈した。

 3勝0敗で勝利を決めた米国は、ベルギーとハンガリーの勝者と対戦する。ベルギーは、ハンガリーを2勝1敗でリードしている。

 その一戦を含め、1回戦の残り6試合の行方は最終日に持ち込まれることになった。