【2月2日 AFP】中米グアテマラにある火山フエゴ(Fuego)山が1日、周辺地域に火山灰を降らせるなど、20時間にわたって活動を活発化させた後、沈静化した。当局者が明らかにした。

 災害対策当局のダビド・デ・レオン(David de Leon)氏によると、首都グアテマラ市の南西35キロに位置し、スペイン語で「火」を意味するフエゴ山の噴火では、高さ1.7キロの噴煙が上がり、少なくとも8つの地域に火山灰が降った。

 その一方で当局は同日、上から2番目の警戒レベルにあたる「オレンジ」警報を発令し、近隣の学校は休校となった。

 フエゴ山は2012年9月にも噴火しており、近隣住民1万人が避難する事態となった。(c)AFP