【2月2日 AFP】米グーグル(Google)の親会社アルファベット(Alphabet)は1日、2017年10~12月期の決算を発表し、最終損益は30億ドル(約3300億円)の赤字となった。税関連の引当金110億ドル(約1兆2000億円)を計上したことが要因。これを受け、アルファベット株は時間外取引で2.7%下落した。

 10~12月期の売上高は前年同期比24%増の323億ドル(約3兆5400億円)。引当金を除けば68億ドル(約7450億円)の黒字だった。アルファベットは米国外の利益を本国に還流させるため引当金を計上した。

 アルファベットはまた、エリック・シュミット(Eric Schmidt)会長の後任に、取締役のジョン・ヘネシー(John Hennessy)氏を指名したことを明らかにした。(c)AFP