【2月1日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは31日、第25節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)は本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)でボーンマス(AFC Bournemouth)に0-3で敗れ、進退問題が取りざたされるアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督は窮地に追い込まれた。

 この日の結果、現在4位のチェルシーは5位トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)との差が2ポイントとなった。コンテ監督は来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)出場権獲得に不安があることを認めながらも、今季のチームは予想以上の成績を収めていると強調し、上層部と見解が異なっていたとしても自身は「リラックスしている」と断言した。

「プレッシャーは普段と変わらない。コーチや監督にとってはいつも通りだ。もしあなたがチェルシーの監督なら当たり前なんだ。今季最初の試合後からメディアは私の仕事に重圧をかけようと試みているが、私は自分のベストを尽くしている」

「このクラブは現在の順位に値しないと考える人もいれば、ふさわしいと考える人もいる。私は次のことを繰り返したい。われわれはできることをすべてやっているし、120パーセントを尽くしている。私も戦力の最大限を引き出そうとしている」

「だがもしこれに同意しないのであれば、私は逃げも隠れもしない。私はすべての状況を受け入れなければならない。私はとてもリラックスしている。自分が素晴らしい仕事をしていると知っている。私だけでなく、スタッフ、選手はよくやっている」

 この試合は新戦力のオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)がスタンドで観戦したが、コンテ監督は「ひどい負け方をした後なので、ジルーについて話すのは適切なタイミングではない」とコメントしている。

「今最も重要なのは、われわれは戦わなければならないというのを理解することだ。今季はこれからとてもタフになる。どんなことにも耐えられるように準備していなければならない」 (c)AFP/Ian WINROW