【1月31日 AFP】独特なにおいを放つ東南アジアの果物ドリアンを使ったメニューの数々を提供しているシンガポールのカフェが、エキゾチックな味を求める客の人気を集めている。

 ドリアンはデザートとして生のままでも食べられるが、シンガポールの中華街にあるカフェ「マオシャンワン(Mao Shan Wang)」では、ドリアンを使った特別メニューを楽しめる。例えば、チキンナゲットのドリアンソース添え、ドリアンをトッピングにしたピザ、フレンチフライとドリアンのディップ、ドリアンの香りがするコーヒーなどだ。

 とげに覆われたドリアンは、まるで運動をした後の靴下とタマネギを組み合わせたようなにおいがするといわれ、ほとんどのホテルや地下鉄で持ち込みが禁止されている。一方でドリアンのクリーミーな口どけや強い発酵臭が青カビチーズのようで好きだという人もいる。(c)AFP