【1月30日 AFP】ボクシング、WBA・WBC・IBFの統一ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(Gennady Golovkin、カザフスタン)が、5月5日に元WBC同級王者のサウル・アルバレス(Saul Alvarez、メキシコ)と再戦することが決定した。プロモーターが29日、明らかにした。

 両者は昨年9月に米ラスベガスで拳を交えたが、その時は引き分けとなり、ゴロフキンが王座を守った。シンコ・デ・マヨ(Cinco De Mayo、メキシコの祝日)に行われる今回の一戦の会場は、現時点で発表されていない。

 通算37勝(33KO)無敗の成績を誇り、「GGG」の愛称で知られるゴロフキンは、「これは世界が欲しがっている一戦であり、まさにボクシングにふさわしいファイトだ」「前回は判定で不服な点もあったが、今回は白黒はっきりさせる。俺が世界ミドル級王者としてリングを離れるんだ」と意気込んだ。

 一方、ラスベガスの屋内で行われた一戦としては史上最多の観客数を記録した前回の試合後から再戦を希望してきたアルバレスは「今回はジャッジに関してゴロフキンも言い訳できない。ノックアウトしにいくからな」と話した。

「再びボクシングの歴史に残るような重要な一戦に臨めてうれしい。今回の再戦は、最強同士の戦いを熱望する全てのファンのためのものだ」 (c)AFP