【1月27日 AFP】2017-18アルペンスキーW杯は26日、スイス・レンツェルハイド(Lenzerheide)で女子複合第1戦が行われ、スイスのウェンディー・ホルドナー(Wendy Holdener)が地元優勝を飾り、来月に迫った平昌冬季五輪の金メダル本命に名乗りを上げた。

 昨年のアルペンスキー世界選手権(FIS Alpine World Ski Championships 2017)で同種目を制している24歳のホルドナーは、スーパー大回転と回転で合計2分1秒18のタイムをたたき出し、「最高の気分です。ここではたくさん練習してきました」とコメントした。

 イタリアのマルタ・バッシーノ(Marta Bassino)が2位に続き、スロベニアのアナ・ブキク(Ana Bucik)はスーパー大回転の30位から一気に巻き返して3位に入った。

 米国のリンゼイ・ボン(Lindsey Vonn)はスーパー大回転で最速タイムを記録したものの、ブキクと僅差の4位に終わった。同胞のライバルでW杯総合首位に立つミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin)は、来月9日に開幕する平昌五輪に備えて今回は欠場した。

 米国スキー&スノーボード協会(USSA)は、「彼女(シフリン)は休養を取り、今週末の回転と大回転に集中する。ストックホルム(Stockholm)とガルミッシュ(Garmisch)には行かない予定だ」と述べた。(c)AFP