【1月27日 AFP】米男子ゴルフツアー、ファーマーズ・インシュアランス・オープン(Farmers Insurance Open 2018)は26日、米カリフォルニア州ラホヤ(La Jolla)のトーリーパインズGC(Torrey Pines Golf Course)で2日目が行われ、タイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)はこの日の最終ホールでバーディーを奪い、通算1アンダーで決勝ラウンドに進出した。

 ツアー復帰初戦を戦うウッズは、同GCのノースコース上がり9ホールで4バーディーを奪い、予選通過ラインぎりぎりで、2015年8月のウィンダム選手権(Wyndham championship 2015)以来となる決勝ラウンドに駒を進めた。

 サウスコースでの初日をイーブンパーで終えていたウッズだったが、この日はティーショットで苦しむなどし、13番でダブルボギーをたたいて2オーバーで前半を終えた。

 1番と5番でバーディーを奪い、スコアを戻したウッズは、7番でバーディーパットを沈めたものの、続く8番でボギーとし、カットラインから外れてしまった。

 パー5の最終9番でウッズのティーショットは右のラフに入ったが、2打目でカップまで約23メートルというグリーンのカラーに乗せた。最初のパットでカップに大きく寄せたウッズは、セカンドパットでバーディーを奪い、声援を上げるファンに向けて晴れやかな笑顔を向けた。

 14ホール中3度しかフェアウエーをキープできず、規定打数内でグリーンに到達できたのが9ホールにとどまったウッズは「きょうはコース上で苦しんだ。打ちたいように打つことができなかった。数字を残せるようにトライして、そうすることはできた。きつかったね」と語った。

 首位には通算11アンダーでライアン・パーマー(Ryan Palmer、米国)が浮上し、前回大会王者のジョン・ラーム(Jon Rahm、スペイン)が1打差の2位につけている。(c)AFP