【1月28日 東方新報】中国国家統計局によると、2017年の総人口は緩やかに増加、前年より737万人多い13億9008万人だった。1年間の出生数は1723万人で、1000人あたりの出生率は12.43だった。死亡者数は986万人で、死亡率は7.11だった。人口の自然増加率は5.32だった。

 年齢別構成を見ると、16~59歳の生産年齢人口は9億199万人で全体の64.9%を占め、60歳以上が2億4090万人で全体の17.3%を占めた。60歳以上人口のうち、65歳以上は1億5831万人で、全人口の11.4%に相当する。

 地域別では、都市部で人口が増えたのに対し、農村部では減少した。都市部の人口は8億1347万人(前年比2049万人増)、農村部は5億7661万人(同1312万人減)だった。都市化率は58.52%で前年比1.17ポイント上昇した。

 国家衛生・計画生育委員会の関連部門責任者は、「2017年の出生数は減少したものの、第12次5か年計画(2011‐15)期間の年平均出生数1644万人よりも多い。ここ数年の減少傾向は、出産適齢期の女性人口の減少と婚姻・出産年齢の遅れなどが影響している。17年の出生数のうち、第2子の占める割合が全体の51%と増加傾向にある」と話す。