【1月26日 AFP】フィギュアスケート四大陸選手権(ISU Four Continents Figure Skating Championships 2018)は25日、台湾の台北で男子シングル・ショートプログラム(SP)が行われ、宇野昌磨(Shoma Uno)が100.49点で首位に立ち、中国の金博洋(Boyang Jin、ジン・ボーヤン)が100.17点の僅差で2位につけた。

 世界ランク2位の宇野は報道陣に対して、「今日の演技は丁寧にいきすぎてしまった。フリーではもっと強い気持ちで頑張りたい」とコメント。同6位の金はSP2位でも満足感があるとして、「満足できる基準の演技ができた。パフォーマンスを楽しんでいるし、結果についてはとてもうれしい。フリーではトップになれることを望んでいる」と語った。

 田中刑事(Keiji Tanaka)が90.68点で3位、米国のジェイソン・ブラウン(Jason Brown)が89.78点で4位、中国の閻涵(Yan Han、ハン・ヤン)が84.74点で5位に続いている。

 アイスダンス・フリーダンス(FD)では、2014年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(ISU World Junior Figure Skating Championships 2014)覇者、米国のケイトリン・ハワイエク(Kaitlin Hawayek)/ジャンルック・ベイカー(Jean-Luc Baker)組がシニア大会で初優勝を飾った。

 25日に行われたショートダンス(SD)でシーズンベストの69.08点をたたき出した同ペアは、フランツ・リスト(Franz Liszt)の『愛の夢(Liebestraum)』に乗せた演技で105.21点を記録し、合計174.29点で勝利を収めた。

 記者会見に臨んだベイカーは、シニア大会で初タイトルを手にしたことについて、「本当にうれしかった。自分たちにとっては新しい経験になった。これからも、もっと優勝していきたい」と語った。

 カナダのキャロラーヌ・ソシース(Carolane Soucisse)/シェーン・フィルス(Shane Firus)組が合計164.96点で2位に続き、村元哉中(Kana Muramoto)/クリス・リード(Chris Reed)組が合計163.86点で3位に入った。(c)AFP