【1月25日 AFP】17-18イタリア・セリエAは24日、第3節と第12節の延期分が行われ、ASローマ(AS Roma)はイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)行きがうわさされるエディン・ジェコ(Edin Dzeko)の同点弾でサンプドリア(Sampdoria)と1-1で引き分けた。来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)出場権を目指すラツィオ(SS Lazio)は、ウディネーゼ(Udinese)を3-0で下している。

 試合前にジェコの移籍に関してチェルシーとは合意していないとスポーティング・ディレクター(SD)のモンチ(Monchi)氏が話したローマは、前半終了間際にファビオ・クアリアレッラ(Fabio Quagliarella)のPKで先制を許したが、後半ロスタイムにボスニア・ヘルツェゴビナ代表のストライカーが同点ゴールを決めて真価を発揮した。

 昨年9月10日に予定されていたものの天候不良により延期された試合で勝ち点3を逃したローマは、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得圏内の4位につけるインテル(Inter Milan)と勝ち点で並ぶチャンスを逃した。

 一方、3位のラツィオはインテルとの勝ち点差を3に広げることに成功した。21節を終えてラツィオは、首位ナポリ(SSC Napoli)を8ポイント差、2位ユベントス(Juventus)を7ポイント差で追っている。(c)AFP/Emmeline MOORE